ヤマハ株式会社は、新たなデジタルミキシングコンソール、CLシリーズを4月より順次発売するとアナウンスした。メーカー希望小売価格はすべてオープン。
基本性能は共通ながら入力数とフェーダー構成が異なる3タイプのデジタルミキシングコンソールと、入出力数が異なる2タイプのI/Oラックをラインアップ。
デジタルミキシングコンソールのCL5(4月発売予定)はモノラル72ch入力、CL3(7月発売予定)はモノラル64ch入力、CL1(7月発売予定)はモノラル48ch入力。いずれも8ステレオ入力と8つの「Centralogic」フェーダーを備え、CL3/CL1にはメーターブリッジ「MBCL」もオプションで用意されている。また、I/Oラックには、アナログ32入力/16出力+8ch AES/EBU出力のRio3224-D(4月発売予定)と、アナログ16入力/8出力のRio1608-D(7月発売予定)を用意。
これらの接続には、Audinateが開発したネットワークオーディオプロトコル「Dante」を採用しており、低ジッター/低レイテンシーの高い基本性能を確保しながら、目的や規模に合わせて柔軟なシステムを構築できるとしている。