西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は、フールージャパン合同会社とタイアップし、光ブロードバンドサービス「フレッツ光(インターネット接続サービス)」と、テレビに接続してインターネットおよびオンライン動画配信サービス「Hulu」が視聴できるセットトップボックス(STB)をセットにしたサービス「光BOX+」の提供を3月22日より開始した。

映像サービス市場は今後、スマートテレビの普及拡大により、インターネットを経由した映像事業の拡大・多様化が見込まれる。NTT西日本では「家まるごとデジタル化構想」のもと、「フレッツ光」をより多くの家庭に提供することを目標に「光BOX+」の開発を進めるとともに映像サービスパートナーとの連携を模索していたという。

光BOX+は、日本国内初の「Hulu」対応STB。接続にはテレビ側にHDMI端子が必要だ。光BOX+サービスを利用するには、「フレッツ光」等のインターネット接続サービス、プロバイダー、「光BOX+」等の対応機器および「Hulu」の契約・料金(月額税込1,480円が必要。

またNTT西日本では、「Hulu」の特徴である「マルチデバイス対応」、異なる機器間でのシームレスな視聴ができる「デバイス間視聴連携機能」の利便さをサービス利用者に体験してもらうため、公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」とのセット利用もプロモーションしていくとしている。

(山下香欧)