吉本興業株式会社は3月25日、台湾の放送局「東風電視台」の衛星を使った放送チャンネルである香港の衛星テレビ局「東風衛視(Azio TV)」と共同運営の契約を締結し、5月1日から衛星放送事業を共同運営することとなったと発表した。
プログラム編成およびコンテンツ提供、番組制作などを共同で手がけ、5月から「吉本東風衛視」と改め、香港発の海外向け衛星放送事業を開始する。当面は1日3時間程度、”吉本発”の番組を字幕や吹き替えで放送する予定。吉本興業は、今回の取り組みは「業界の活性化や、日本の様々なポップカルチャーの成長につながる。世界市場を視野に入れた文化振興の一端を担わせてもらいたい」としている。
東風衛視は台湾に本拠を置くテレビ局「東風電視台」の24時間放送のエンターテインメントチャンネルとして、アジア、ヨーロッパ、北米の約1500万世帯へのネットワークを持っている。