FIMS(Framework for Interoperable Media Services)はブースにてメタフロンティア合同会社の柴田賀昭氏による日本語のプレゼンテーションを開催する。日時は4月17日の15:15より30分(ブース番号N517)。柴田氏からは、FIMSの一般紹介のほか、SMPTE1が策定したUMID(Unique Material Identifier)によるコンテンツ制作プロセスとメタデータ体系などが紹介される。
FIMSは昨年に引き続き、AMWA(The Advanced Media Workflow Association)とEBU(The European Broadcasting Union:欧州放送連盟)との共同ブースで、その主要メンバーたちとServiceOrientated Media Workflow(サービス指向のメディア・ワークフロー)と相互運用性に関連した展示を行う予定。
FIMSでは、メディア制作に必要な各機能を提供する「メディアサービス」と、各メディアサービスを制御する「メディアオーケストレーションシステム」間の業界共通インターフェースの標準化を推進する活動を行っている。SOA(サービス・オリエンテッド・アーキテクチャ)のポテンシャルを最大限に発揮するためには、業界標準インターフェースの標準化が必須という。
(山下香欧)