オートデスクは、米ネバダ州ラスベガスにて開催中の全米放送機器展NAB2012にて、映像編集ソフトウェア「Autodesk Smoke 2013」を発表した。今秋後半の発売を予定しており、コマーシャル スタンドアロン版の希望小売価格は税込み535,500円。

Autodesk Smoke 2013は、Mac用の包括的な映像編集およびビジュアルエフェクトツールとして、ユーザーインタフェースを含めたソフトウェアのデザインを刷新し、再構築したとしている。Autodesk Smoke 2013の主な新機能は以下のとおり。

(以下、同社リリースより引用)

  • Smokeユーザ インタフェース(UI):トラックベースの編集、業界標準の編集手法、実績のあるオートデスクのクリエイティブ ツールを統合する、直感的な一体型のクリエイティブ ワークフローを提供
  • ConnectFX:ハイエンド エフェクトと高度なコンポジティングを編集環境のままで実現する、タイムライン内の強力なノードベースの コンポジティング機能
  • クリエイティブ ツール:実績のあるハイエンドなフィニッシング ツール、正確な3Dコンポジティングを実現するAction、プロフェッショナル向けのグレーディングとカラーマッチングを可能にするColour Warper、ワンクリックでクロマ キーイングを行うMaster Keyer、ステレオスコピック3D(立体視)コンテンツのエディティングやエフェクトなど、実績あるツールセットを提供
  • MediaHub:取り込み、編集、エフェクト、アーカイビングに至るまで、全プロジェクトのデータ管理を簡素化する、最も一般的なフォーマットを簡単に利用するための近代的なアプローチを実現
  • より低くなったシステム要件:高帯域幅のThunderboltストレージとIOを搭載する、最新世代のApple iMac とMacBook Proシステム上で動作し、正真正銘のハイエンドビデオエフェクトをデスクトップやモバイル ワークフローで実現

なお、同社ではNABブースのライブストリーミングや、オンデマンドプレゼンテーションを同社の特設Webページにて配信中だ。また、日本においてSmoke 2013を紹介するイベント「Autodesk After NAB」を5月18日(金)東京、5月23日(水)大阪、5月30日(水)福岡にて開催する予定。イベントの開催概要は下記にて。
https://www.info-event.jp/autodesk/afternab2012/