アストロデザイン株式会社は、米ネバダ州ラスベガスにて開催中の全米放送機器展NAB2012にて4K非圧縮レコーダー「HR-7510」を発表した。発売時期および価格は未定。

HR-7510は、EOS C500のRAW出力を非圧縮収録が可能なSSDレコーダー。4K-RAW-60p、4K-Half-RAW-120p、2K-RGB4:4:4-12bit-60p、2K-YCbCr4:2:2-120pに対応。C500からのREC/STOPの操作により、レコーダー側も自動的にREC/STOP動作が連動する。バリアブルフレームレートにも対応し、オーバー/アンダークランク撮影が可能だ。TCはエンベデッド、LTC入力の両方に対応、オーディオはエンベデッドとXLR入力に対応。カメラ、レンズなどのメタデータも同時に記録できる。

RAWで撮影した画像は内蔵の3.5インチLCDモニタで現像結果を確認できる。撮影中の映像をリアルタイムRAW現像モニタリングにも対応し、3G-SDI出力を4系統装備し、4Kモニタを使用して本番前に撮影画像を確認できる。Canon-LogおよびRec.709を切り替えてモニタリングでき、階調表現や色味を確認できるとしている。電源はDC10-32Vに対応。バッテリー駆動もサポートする。