ヒビノ株式会社は、4月26日に開業した渋谷駅直結の高層複合施設「渋谷ヒカリエ」に、同社製のLEDディスプレイシステム「ChromaLED 6B」を納入したと発表した。ChromaLED 6Bは地下3階から地上2階の各フロアに設置され、4月26日より本格運用が開始されている。

マルチリング

渋谷駅と渋谷ヒカリエをつなぐ円形の吹き抜け空間 「アーバンコア」には、最大直径約17.7mの円形大型LEDディスプレイシステム(名称:マルチリング、直径約9.0~17.7m)を3台設置。渋谷ヒカリエ来館者向けの情報や、デジタルクロック、渋谷の一日の気温・天気の変化、世界中の都市やランドマークなどの情報のほか、プラネタリウムをモチーフにしたコンテンツやアーティストとのコラボレーションによるオリジナル映像コンテンツなどを配信する。

同社では、リング状のフルカラーLEDディスプレイシステムが施設に導入されるのは日本初としており、「エンターテインメント性と美しさを兼ね揃えた、まるで浮遊しているかのような立体的な巨大デジタルサイネージ空間を実現した」としている。

ヒカリクロック

また、東京メトロ副都心線と直結し「渋谷ヒカリエ」への入口となる地下3階には、約140インチの大型曲面LEDディスプレイシステム(名称:ヒカリクロック、横1,728mm×縦3,072mm)を設置し、マルチリングのコンテンツと連動した環境演出を行う。マルチリングとヒカリクロックの面積合計は約50平方メートル。