9月4日(現地時間)に米Apple社から報道関連社に記者発表会の招待状が配布された。イベントの日にちである12という数字の影は「5」。「iPhone5」を示唆しているものとみられる。

米報道の間では5週間ほど前から、新製品の発表日は9月12日とリークされていた。次世代iPhoneは過去最大のアップグレードと言われている。最速プロセッサ、大きな4インチディスプレイ、小さな9ピンのドックコネクタ、そして3.5mm イヤフォンジャックの位置の変更や、NFC技術実装でおサイフケータイのサービスが展開される、など。

iMoreでは、iPhone 4Sリリース時を検証し、Appleは次世代iPhoneの発表と同時に事前予約を開始するのではないかとみている。また米国での店頭発売日は9月21日、他国では10月5日と、ピンポイントで予想している。

6日後の発表会では次世代iPhoneのほかにも「iPad Mini」が発表されるとも言われている。フルサイズのタブレットを推していた故スティーブ・ジョブズ氏の信念には反するが、アマゾンのKindle FireやGoogleのNexus 7といった コンパクトサイズのAndroid OSタブレットが市場を伸ばしてきている現状、Appleも新たな戦略をたててきたようだ。

9月12日の発表会は、恒例の米カリフォルニア・サンフランシスコにあるYerba Buena Center for the Artsにて10時より行われる。CNNやengadgetでは、ライブブログを行う予定。

(山下香欧)