加Matrox社はIBC2012にて、ストリーミングに特化したハードウェアの新製品を多数発表した(ブース番号:ホール7 7.D16)。1つは、テレストリーム社のビデオストリーミング用ソフトウェアWirecastに対応するキャプチャカード「VS4」である。

4チャンネルのHD-SDI入力を有し、入力ごとに16エンベデッドオーディオチャンネルソースに対応している。各チャンネルは独立しているため、ソースはHDとSDを混在して取り込める。MPEG2 Iフレームで、HDで最高300Mb/sで記録できる。Wirecastを利用してビデオストリーミング配信ができると同時に、キャプチャリングしている素材をローカルディスクに記録することができるため、ライブストリーミングの後で記録した素材を番組ハイライトなどの用途で編集することができる。価格は米国で1,495ドル。11月ごろの出荷開始を予定している。

マトロックスでは、VS4のほかにもMXO2キャプチャデバイス経由でライブストリーミングを行えるよう、テレストリーム社のWirecast4.2(Windows版)に対応したドライバ7.2を発表した。こちらは11月に正式にリリースを予定しており、既存のユーザーは無料で入手できる。

そして新しいビデオストリーミング用アプライアンス Matrox Monarchも登場。こちらはHTMLインターフェースで制御できるため、ネットワークを介してリモートでレコーディングができる。1系統のHDMI入力を有し、H.264でエンコードをしながら、MP4またはMOVファイルへ変換して、SDディスクやネットワークを介して外部ストレージに記録することができる。Monarchの正式リリースは来年2013年の初めという。

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MXO2 Dock

またMatrox MXO2 I/Oデバイス向けにMXO2 Dockをリリースした。Thunderboltを実装し、HDMIディスプレイやキーボード、マウスを接続することができる。またギガビットイーサネットで高速なデータ転送も可能としている。Macbook ProやMacBook Airに搭載したビデオ編集ツールそしてMXO2と一緒にビデオ編集作業環境をより便利にするデバイスになる。価格は米国で349ドル。年内に発売を開始する予定。

(山下香欧)