パナソニック株式会社は、放送業務用LCDビデオモニター「LH」シリーズの新製品「BT-LH2170」を2012年9月末に発売する。希望小売価格は税込み388,500円。

BT-LH2170は、3次元LUT補正など同社LHシリーズならではの高画質エンジンによって、忠実な色合いと滑らかな階調性と応答性の良い動画表示が行える放送業務用LCDビデオモニター。LEDバックライトを採用したフルHD 21.5型新IPSパネルにより、高画質と広視野角を実現したとしている。ダイキャストフレームによる堅牢設計とAC/AC両電源対応、RGB各色WFMに加えて、輝度別に色表示を行い簡易分布バーとあわせて輝度を視認できる「Y MAP」機能や、設定した輝度の範囲内外を画像にゼブラ表示する「ZEBRA」表示機能を新たに搭載した。3DカメラのL/R映像を接続して、2D画面で3D映像を確認・チェックできる3Dアシスト機能も搭載している。

端子部にはSDI(3G SDI)、HDMI、DVI-I端子を標準装備するほか、SDI CC(クローズドキャプション)表示機能や、RS-232Cやデイジーチェーンが可能なRS-485シリアルリモートなどを備え放送業務に幅広く対応する。