先月に日本で発売が開始されたGoogle社ブランドのタブレットNexus7はOS Android 4.1クアッドコアプロセッサを搭載し、価格も19,800円とお手頃なことでタブレット市場を賑わしている。そのGoogleが、Nuxusブランドで10インチサイズのモデルを市場投入するという噂が持ち上がった。
ハードウェアのOEM主力として、Nexus7のパートナーであったAsusではなく、サムスン社が上がっている。
CNETの記事によると、NPDディスプレイ市場リサーチ会社では、Apple社が近々発表する新iPadに実装されるパネルの上をいく、299ppiピクセル、2650×1600の高解像度のパネルが実装されるとのこと。
また同時にNexus7の廉価版も12月には製造開始されるという情報も掲載されている。廉価版は99ドル(8800円)程度となり、現行のIPSから台湾HannStar DisplayのTNパネルに変更することで、価格を抑えることができたとしている。
来年には、10インチのハイエンドクラスそして廉価版と、Nexusブランドタブレットは3種類揃う。これからタブレット市場では、ハイエンド志向の高価格なタブレットと、機能を絞った低価格のタブレットに二極化するとアナリストの間では見ている。
(山下香欧)