エンビビオ社は来る11月14日より3日間、千葉・幕張メッセで開催される「国際放送機器展(Inter BEE 2012)」において、パートナー社ブース(伊藤忠ケーブルシステム株式会社:ブース番号6402)にて、放送事業者向けのライブおよびオンデマンド・マルチスクリーンIPビデオ配信ソリューションを紹介する。

 

ブースではマルチスクリーン対応エンコーダ/トランスコーダ「4Caster C4 Gen III」を中心に、スマートフォン、タブレット、PC、TVといったマルチスクリーンへの映像ストリーミング配信を実演。業界でも注目されている次世代標準フォーマットのMPEG-DASHおよびH.265(高効率映像符号化:HEVC)の高画質なストリーミングビデオを、同社エンコード技術を用いて国内で初めて公開する。

また、IBCにて発表した次世代アプライアンス「4Caster G4」も今回初展示する。G4アプライアンスは、次世代プロセッサを実装。2Uサイズで完全に新しくなったハードウェア構造により、従来モデルよりもエンコード処理能力が4倍以上になった。

エンビビオは、ソフトウェアベースの独自エンコード技術により、単一ハードウェアでライブおよびオンデマンドのエンコードが可能な上、次世代フォーマットおよびデバイスに柔軟に対応できる。またN+M冗長構成による24時間365日放送にも耐えうる高信頼性を備えていることで、放送事業者の間での採用評価は高い。

(山下香欧)