西華デジタルイメージ株式会社は、11月14日から16日に幕張メッセで開催される国際放送機器展「InterBEE 2012」に出展する(ホール6/#6316)。

2012年4月に西華産業株式会社の100%子会社として設立されてから初のInterBEE出展となる今年、同社ブースでは4K対応デジタルシネマカメラ関連の展示を中心とした構成を予定。主な出展製品の概略は以下のとおり。なお同社メインブースの他、キヤノンブースとソニーの国際展示場イベント会場にも製品が出展される予定だ。

(以下、同社プレスリリースより引用)

  • Codex Onboard S Recorder: Canon RAW の収録に対応した製品で、収録後のDIT 処理までトータルのオンセットソリューションを展示。
  • Codex Transfer Station: Recorder で収録した素材をMac で吸い上げるためのデバイス。
  • Codex The Vault: Recorder で収録した素材をTransfer Station 用にコピー、保存・ポストプロダクション用にLTO テープにアーカイブ、デイリーズスクリーニング・オフライン用の圧縮素材の生成などを行う。新たにSRMemory リーダーモジュールが搭載可能になり、対応カメラが拡張された。
  • Pandora Pluto: オンセット・ライブ・グレード用の製品で、カメラのHD-SDI 出力をライブでカラーコレクションあるいはグレーディングすることが可能。各社のLUT、ASC CDL に対応するなど柔軟性が高い。LiveGrade PRO、LightSpace CMS などとのインテグレーションが可能。
  • Colorfront On-Set Dailies: DIT システムの代名詞とも言えるソフトウェア製品で、経験豊富なデジタル画像処理アルゴリズムと独自のカラーサイエンスによって、ハイスピードと高画質を両立したパフォーマンスには定評がある。
  • Colorfront Express Dailies: On-Set Dailies のサブセット版の印象が強い製品であるが、複雑なタスクをワンクリックでこなすことをテーマに開発されただけあって、初心者でも非常に高速なオペレーションが可能。