米ATTOテクノロジー社は、11月14日から千葉・幕張メッセで開催するInterBEE 2012にて、放送事業者向けストレージの超高速スループットを引き出すコネクティビティ製品をラインアップする(ホール8 /ブース番号 8407 アスクブース内)。
ブースでは、今春NABで発表したThuderbolt対応ストレージ接続『Desklink』シリーズをはじめ、ファイバチャンネル・ホストアダプター(HBA)『Celerity』シリーズ、そしてRAIDストレージコントローラアプライアンスの『FastStream』シリーズによる、高安定性・高速データ転送のパフォーマンスを実証する。
Desklinkシリーズ『ThunderStream Desklink』は、Thuderbolt対応のホストPCと、SAS/SATA、ファイバチャンネルまたはEthernetのストレージを接続するコンパクトな外部ボックス。アクセラレーション制御し、一貫した最高のパフォーマンスを維持するATTO 独自のレイテンシー管理技術「Advanced Data Streaming(ADS)テクノロジー」を採用。最新のストレージやネットワークにアクセスし、低レイテンシーで800MB/sという高速かつ大量のデータ転送を実現する。
NASクライアントストレージとの高速データ転送、およびGB Labs社の大容量ストレージユニットとのシステム構成で、放送事業者やプロダクションが求める安定性と高いパフォーマンスを維持したデータ転送を披露する予定。
『Celerity』8GbファイバチャンネルHBAは、Rorke Data社のハイパフォーマンスファイルシステムHyperFS のもと、チャネルあたり1600MB/秒のスループットを実現する、コンテンツ製作やビデオ編集環境向けのワークフローに最適なシステムとして紹介。
『FastStream』はデジタルコンテンツの制作環境に適した、低レイテンシー・超高速アクセスRAIDコントローラもシステムに組み込み、ハイパフォーマンスを実証する。
そのほか参考展示として、9月に発表したばかりという16Gb/s対応のCelerity、FastStreamなども国内一般初公開する。
(山下香欧)