ソニーは、4K(4096×2160ピクセル)対応、広視野角の液晶パネルを搭載した30型業務用4K液晶モニター「PVM-X300」を2013年2月に発売する。希望小売価格は2,520,000円。解像度は4096×2160ピクセル。色温度はD65、D93、User Color Temp1、カラースペース ITU-R BT.709、ガンマは2.2、2.4、2.6、S-LOG2対応。
入力インターフェースは3G/HD-SDI×4入力、HDMI×4入力(ディスプレイポート×2入力はファームアップデートVer.1.1より対応予定)。撮影現場で様々なカメラの画像確認が可能だ。CineAlta 4Kカメラ「PMW-F55」とHDMIケーブル1本で4K/60Pの映像を表示でき、撮影した映像をその場で確認できる。
本体前面には、7つの機能の割り当てができるファンクションボタン、メニュー選択用つまみ、LED自照式ボタン(オン/オフ)などのコントローラー機能を搭載。将来的にはモニターコントローラー「BKM-16R」やPCによるコントロールにも対応予定としている。
4K/QFHD表示の他、2K/HDズーム表示に対応する。2013年春には、オプションとして「SxS 4Kプレーヤー」の発売を予定しており、新発売の高速メモリーメディア”SxS PRO+”をSxS 4Kプレーヤーに挿入することで、XAVC 4KやXAVC HDのハイフレームレートで記録された画像をすぐに再生するという利用も可能になるとしている。