ヒビノインターサウンド株式会社は、同社が取り扱うCODA AUDIOのラインアレイシステム、ViRAYを12月12日より販売するとアナウンスした。メーカー希望小売価格はオープン。

ViRAYは、8インチの中高域のコアキシャルシステムに独自の「DDP(デュアルダイアフラム平面波ドライバー)」を搭載した3ウェイ・ラインアレイスピーカーシステム。DDPは、真に位相のとれた平面波面を長方形のピストンから放出するために新たに開発され、内部回折のない優れた分散能力と信頼性の高いクリアなサウンドを実現したとしている。また、2つのリングダイアフラムを同軸上に配置する構造は、パワーハンドリングを増強し極めて低い歪み率を達成している。

従来の設計では、後方に回り込む中高域の音が低域ドライバーのコーンに反射し、直接放射される音と反射される音の間で位相干渉が生じていたが、それに対しViRAYは、すべてのドライバーに搭載されたVi-COUPLERテクノロジーにより、位相のそろった滑らかで均一な波面を獲得したとしている。各周波数がばらつきのないほぼ同じカバレージを形成し、120°の広範囲をカバーする。