一億6000万人以上のユーザー数を持つPandoraの日本版的な要素を持つインターネットラジオ「FaRao(ファラオ)」が、1月30日よりサービスを開始した。
http://www.faraoradio.jp/

フル機能・フルサービスで350円/月。専用アプリは現在Android OSのみで、iOS向けは近日リリースする予定。サービス開発および運営は、携帯用着信メロディを実用化したとして知られる株式会社フェイス。

当サービスでは、スペースシャワーネットワーク、日本コロムビア、ポニーキャニオン、ポリスター、ユニバーサルミュージック、ライツスケールといったメジャーなレコード会社やインディーズレーベルから提供されるバラエティ豊かな楽曲が聴き放題となる。今年3月までには100万曲以上がラインアップされる予定である。

主な特徴として、リスナーの音楽に対する趣向を分析して、好みに合った音楽チャンネルを自動で選曲できるレコメンド機能が搭載されている。フェイス独自の技術により、日本人の特性に合った選曲が可能だという。気に入ったアーティストや楽曲を聴くだけでなく、その曲のダウンロードおよびCD購入、ソーシャルネットワークでの情報共有(次期アップデート版で対応)やアーティストのイベントチケット購入や関連サイトのリンクが追加される予定。 サービスはプレミアム(350円/月)のほか、機能限定でのフリーサービスも提供されている。

ファラオでは昨年10月から「FaRao TV」という、今回のファラオにも実装した独自技術で視聴者の好みを分析・番組レコメンドを行う、動画レコメンドサービスを始めている。

(山下香欧)