大型映像装置(500型)
ソニーは、鳥取市営サッカー場「とりぎんバードスタジアム」に、大型映像装置およびAVコントロールシステムを中心としたフルハイビジョン放送室設備を納入する。とりぎんバードスタジアムは中国地方唯一のサッカー専用スタジアムで、J2ガイナーレ鳥取のホームスタジアム。
サイドスタンド後方部に設置された500型大型映像装置は、横11.176m×縦6.096m、絵素ピッチ15.88mm、絵素数270,336、表示階調は65,536階調、視野角は水平±70度というスペックで、鮮明な映像表示に加え、得点や選手名等の文字情報も鮮明に表示することができるという。
放送室設備(AVコントロールシステム)
メインスタンド3Fに設けられた放送室設備は、常設カメラによる2倍速スローモーション映像を表示。加えて、4台の固定カメラによるマルチアングル映像、各種ダイジェスト映像を即座に送出できる編集システムにより、観客が見たい映像を逃さず送出できるものとしている。マルチフォーマットポータブルカメラ「HDC-2500」、SRMASTERストレージユニット「SR-R1000」、有機ELモニター「PVM-1741」、マルチフォーマットノンリニア制作システム「XPRI NS」マルチスクリーンコントローラーなども納入する。
これらのシステムは、3月17日に予定されているJ2ガイナーレ鳥取 ホーム初戦(ガイナーレ鳥取 vs 水戸ホーリーホック)から運用が開始される予定だ。