株式会社エーディテクノは、高輝度IPSパネル採用した7型フィールドモニター「CL75HOX」を2013年6月24日より発売する。希望小売価格はオープン、直販価格は税込み59,800円。

CL75HOXは、従来モデル「CL75DHOP」の後継機種。新型高速画像処理エンジンを搭載し、カメラから出力されたHDMI信号の認識スピードをCL75DHOPより2倍以上向上したという。液晶モニターは、解像度1280×800、コントラスト比800:1、広視野角上下左右178°のIPS方式液晶パネルを採用。輝度600cd/m2、LEDバックライトも搭載する。また、従来モデルに搭載されていた「EOS 5D MarkIIモード機能」を進化させた「DSLRスケーリング機能」を搭載。Canon EOS 5D MarkII以外のデジタル一眼レフカメラでも、カメラからの表示アスペクト比設定と「DSLRスケーリング機能」の組み合わせでフィールドモニター液晶パネル上にフルスクリーン表示が行えるという。

露出やピント合わせの補助機能としてピントの合ったエッジ部分を赤色ラインで表示する「ピーキング機能」、露出レベルを色分布で可視化情報としモニター上に表示する「フォールスカラー機能」、露出オーバーでの白トビエリアを警告表示するゼブラ機能に付け加え黒つぶれエリアも警告表示する「クリップガイド機能」なども搭載。また、「ルマ アンダー(オーバー)警告機能」により、警告表示させる輝度値(IRE値)を任意に設定することで、撮影したい映像イメージに合わせた露出補助設定が可能だ。

映像入出力には、HDMI端子を入出力各1系統ずつ搭載。HDMI出力端子はパススルー出力に対応する。標準付属品としてキヤノン社製バッテリー「LP-E6」を接続できる専用プレートと、シューアダプター、ACアダプター、キャリーケースが付属する。オプションでニコン、ソニー、パナソニックなど各社の小型バッテリーにも対応する。屋外撮影時に外光からの映り込みを防ぐ専用大型サンシェード「NWCS700」(希望小売価格:税込2,800円)もオプション販売する。