AJA Video Systems社は、IBC2013にてビデオキャプチャ・再生デバイス新製品「Io 4K」の技術展示を行った。Io 4KはThunderbolt 2テクノロジーと4K/Ultra HDに対応。Thunderbolt 2対応製品に接続して高速転送が可能だ。Appleの”新しいMac Pro”発売後(2013年内発売予定)のリリースを予定しており、価格は未定。Final Cut Pro X、Adobe Creative Cloud、AJA Control Room、Telestream Wirecast 5等がIo 4Kに対応すると発表されている。主な特徴は下記の通り。
(以下、同社プレスリリースより引用)
- Thunderbolt 2を使用するポータブルな筐体による4K/UltraHD/HD/SDのキャプチャと再生
- 最新のMac Proとの使用による4K 10-bitクオリティ出力
- 既存のThunderboltホストとの下位互換性
- 4本の双方向3G-SDI
- 4K/UltraHDのHDMI I/O
- SDIとHDMIの同時出力
- HD-SDIとHDMIでのモニタリング用としてリアルタイムに4KをHDへダウンコンバート
- 高精度な10-bit 4:2:2と4:4:4ワークフローをサポート
- 2つのThunderbolt 2ポートでホストPCとの接続とデイジーチェーンによるディスプレイ、ストレージ等の接続が可能
- SDI 16チャンネルエンベデッドオーディオ
- HDMI 8チャンネルエンベデッドオーディオ
- DB-25アナログオーディオアウトプットコネクター
- バッテリーまたはAC接続のためのXLR 12V電源
- RS422 VTRコントロール、リファレンス、LTC入力
- ヘッドフォン出力とレベルコントロール