米ソニーでは、ソニーCineAltaカメラ向けのRAW/XAVC/HDCAM-SRファイルをベースにしたワークフローガイドの新バージョン(2.0)をリリースした。
ワークフローガイドは、オンステージルック管理、フッテージ転送、デイリーのバックアップ、編集、カラーグレーディングなど、プロダクションにおける作業ステップごとに説明されており、ソニーカメラからの素材編集にこだわらず、一般的なソリューションマニュアルに仕上がっている。
また、個別にRAW Viewer用のマニュアル2.0もリリースした。RAW Viewerは、オプションのRAWレコーダーを使用してCinaAlta F65/F55/F5カメラにより撮影されたSony RAWファイルショットの表示と基本的なカラーグレーディングが行える専用アプリケーション。WindowsおよびMacプラットフォームで使用できる。
NEX-FS700は、HXR-IFR5やRAWレコーダーAXS-R5を併用すれば、12ビットリニアRAWファイル(@2K/4K)で記録することができる。F5、F55、F65、FS700 RAWフッテージを扱うほか、NEX-FS700でも、RAW Viewerで機能を拡張できるとしている。
(山下香欧)