国際3D協会日本部会 (International 3D Society Japan Committee:I3DS-J) は、11月20日から2日間、 秋葉原UDXシアターにてアワード表彰式やセミナーを行う「3D University Japan (3DU-J)」を開催する。I3DS-Jは、日本の立体視(3D)映像技術やコンテンツ表現を、教育・啓発・表彰・研究を通して発展・普及させることを目的とした業界団体。その主な活動として、2011年度より3DU-Jを実施している。

初日20日の14時からは、良質な3D作品へ贈られるルミエール・ジャパン・アワードとグッドプラクティス・アワードの表彰式が行われる。本表彰式では、グッドプラクティス・アワードの受賞者による講演や、ルミエール・ジャパン・アワード受賞作品のダイジェスト版の3D上映が行われる。21日は11時より、「3D ユニバーシティジャパンセミナー」と題した、国内外の話題作の監督やプロデューサーから、3D上映を交えながら最前線の技術やビジネス動向についての講演がくりひろげられる。

11時からは石井 朋彦氏(株式会社 プロダクション・アイジー)による、「アニメーション映画『009 RE:CYBORG』における3D立体視表現」。13時30分からは、荒牧伸志監督と株式会社キュー・テックから三田邦彦氏、阿部由美子氏のS3D監督による「『キャプテンハーロック』制作の全容」。

15時15分からは、10月4日より全米で公開された『ゼロ・グラビティ(Gravity)』の3D映画制作背景を語る、英Vision3のアダム メイ氏による「Making 3D Matter – 『ゼロ・グラビティ』の制作を通して」。

21日のセミナーはI3DS-J会員は無料、非会員は有料(3,000円)。申し込みは、以下の公式サイトから。
http://www.i3ds.jp/3du-j/2013.html

(山下香欧)