グラスバレー株式会社は、2013年11月13日(水)から15日(金)の期間中に千葉・幕張メッセで開催されている国際放送機器展「Inter BEE 2013」にて、同社のノンリニアビデオ編集ソフトウェア「EDIUS」の将来の8K対応に向けた技術展示を行っている(ホール7/No.7316)。
EDIUSによる8K/60pリアルタイムビデオ編集は、グラスバレー HQX コーデックを使用して実現。グラスバレー HQX コーデックは、同社が開発した高解像ビデオを効率的に扱うための基礎技術で、EDIUSでは2010年から対応。最新版のEDIUS 7では、最新のCPUへの最適化および64ビットアプリケーション化により、4Kのネイティブファイルを活用したリアルタイムビデオ編集に対応しているが、より高速な4Kリアルタイムビデオ編集を行うためにグラスバレー HQX コーデックの利用が可能だ。
グラスバレー HQX コーデックは、すでに8K解像度のビデオにも対応。同社では、将来にわたって高解像度ビデオを効率的に扱うために最適なコーデックであるとして、放送局をはじめとしたさまざまな制作環境で高解像度ビデオを扱うために利用されているとしている。
今回の発表に伴い、同社マーケティング シニアヴァイスプレジデントのMike Cronk氏は以下のコメントを寄せている。
Mike Cronk氏:EDIUS は世界中で使われているビデオ編集ソフトウェアです。今回の技術展示によって、将来の 8K サポート技術をご覧いただく事が出来ます。8Kビデオを使ったデモンストレーションで、EDIUSの革新的な編集性能をご体感ください。