CESにおいて、ポラロイド社はインスタグラムファンを喜ばせる新インスタントカメラ以外にも話題になる。今回流行を追って、新しく低価格の4Kテレビ製品を発表した。

今やポラロイドは、他社にブランド名をライセンスする会社となっており、所謂ゾンビブランドとなってしまった。パートナー企業からは様々なユーティリティやガジェットとして販売されており、テレビ製品も19型から揃えて販売されている。今回のモデルもブランド名だけのようで、製造元は米Empire Electronicsだという。

新製品は2タイプ。50型の4K UHDTV(モデル:50GSR9000)と、スティック型のRokuとバンドルされて1000チャンネル以上のストリーミング番組が観られるという50型のスマートTV(1080p)(モデル:50GSR7100)だ。4Kモデルは999.99ドル、HDモデルは599.99ドル。4K UHDTVには3系統のHDMIが実装されているが、価格からみてもHDMI2.0とは考えにくい。

ポラロイドは今後、パネルサイズを32型から69型まで揃えていくとしている。

(山下香欧)