新年早々のCreative Cloudデザインアプリケーションのアップデート版が先週発表され、Photoshop CC(14.2)では、 Open GLの対応をはじめ、遠近ワープといった3Dツールや、スマートオブジェクトへのリンク対応(Bridge)など豊富な機能が追加された。ユーザーの仕事環境にもよるが、一番注目されるものは、3Dプリンティングかもしれない。

PhotoshopではCS3から3Dオブジェクトを扱えるようになり、CS4からは編集も行えるようになっていた。今回のCCでのアップデート版では、3D編集環境として3Dとの相互作用を簡易化する開発が施された。前より簡単にプレビューできる上、3Dプリンターの設定が直接できるメニューが設置されている。CCではOBJ、STL 3DS、ColladaとKMZファイルを直接読み込めるようになっており、モデルをCC上でアナライズしてメッシュでかけている部分をふさいだり、プリンターの条件に合うようパラメーターの最適化を行ったりしてからプリントできる。またプリンターのマテリアルの選択やヒートアップといったプリンター側の制御がCCから行える便利な仕様も備わった。さらにプリント時間まで概算ができる。

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今回のアップデート版では、3D Systems Cube、Makerbot Replicator 2およびReplicator 2X、ZCorp Full Colorプリンターの制御ができるようになっている。また米国内ユーザーの醍醐味ではあるが、Shapewaysでオンラインプリントできるようダイアログボックスがメニューに備わっている。

アドビでは、XMLフォーマットベースの3PP(PDF:3D printer profile files)という3Dモデルとプリンター間を補完する機能を持つファイルフォーマットを開発している。情報データとして面積、体積の大きさ、フィラメントの扱い方法やメモリサイズ等を含んでおり、このデータによりCC側でモデルをプリンターの条件に合うよう最適化が行えるようになるのだという。

3Dプリンター対応についての詳細は、アドビの公式ブログに掲載されている。

(山下香欧)