写真左：「VARICAM 35」、写真右：「VARICAM HS」

パナソニック株式会社は、NAB2014にて新VARICAMシリーズ「VARICAM 35」「VARICAM HS」の最新情報、同シリーズのApple社HD記録用コーデックProRes 4444およびProRes 422 HQへの対応、VARICAM 35用ハイフレームレート非圧縮4K RAW（V-RAW）レコーダー開発のためにCodex Digital社との戦略的提携を発表した。

VARICAM 35は、新開発のスーパー35mm 4KイメージセンサーとAVC-ULTRAコーデックを搭載したモジュール式4Kカメラ。AVC-ULTRAファミリーのAVC-Intra 4K/AVC-Intra 2Kにより、4K/2Kにおいても高品質映像を取り扱いの容易なデータサイズで収録することが可能だとしている。さらにHDコーデックにはAVC-Intra 200/100に加え、Apple社のProRes 4444とProRes 422 HQに対応。VARICAM 35とHDハイスピードカメラ/レコーダーVARICAM HSのレコーダー部（AU-VREC1G）は共用となっており、VARICAM HSも同様にProRes 4444とProRes 422 HQに対応する。

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VARICAM 35とCodex Digital社RAWレコーダー

また、VARICAM 35は、VARICAM独自の4K RAWである「V-RAW」データを最大120fpsのハイフレームレートでCodex Digital社製レコーダーに記録可能。Codex V-RAWレコーダーはカメラヘッドモジュール同様、ケーブルレスでレコーダーモジュールとドッキングさせることができるという。

VARICAM 35およびVARICAM HSの発売時期は2014年秋を予定しており、北米地域における価格はVARICAM 35がEVF込み60,000ドル以下、VARICAM HSはEVF込み55,000ドル以下を予定している。国内での販売価格は未定。