写真左：ライティングパスポートエッセンス、写真中央：ライティングパスポートスタンダード、写真右：ライティングパスポートフラッグシップ
株式会社ケンコープロフェショナルイメージング（KPI）は、同社が取り扱うASENSETEK社の携帯スマートスペクトロメーター（分光計）「ライティングパスポート」の3モデルの3モデルを2014年6月20日より発売する。希望小売価格は、基本機能の「ライティングパスポートエッセンス」が税抜178,000円、標準モデルの「ライティングパスポートスタンダード」が税抜228,000円、アプリを内蔵したiPod Touchをセットした「ライティングパスポートフラッグシップ」が税抜310,000円。
ライティングパスポートは、iPhoneアプリと連動して、LED等、様々な定常光の測定が可能な分光計。照度、CRI、Ra、Re、CIE1931、1976などの色空間を測定できる。従来のカラーメーターは3原色を数点しか測定できなかったが、ライティングパスポートでは、8nmごとに測定しているため、LEDでも正確な測定が可能だとしている。測定したデータは、グラフ化され色情報が確認でき、また測定した照明機材を撮影して記録することも可能。測定データは、グラフなどとともにメールで送信できる。
これらの操作は、iPhoneやiPod Touch、iPad上のアプリから行い、測光部とはBluetooth通信で連動する（Android端末による操作も予定）ので、測定部とiPhoneを離しての使用も可能だという。付属のソフトを利用することで、データの集計や分析、レポート印刷なども行うことができる。
