株式会社フィックスターズは、3TBという大容量SSD「Fixstars SSD-3000M」を発表した。発売は2014年中を予定している。現在、日本国内および北米向けにサンプル品の提供を行っている。
本SSDは、2.5インチ型でSATA3.0に準拠。シーケンシャルアクセス時の性能は、読み込み時最大520MB/s、書き込み時最大500MB/sを実現。独自のNANDコントローラで、非圧縮映像データに対しても同じ書き込み速度を保てるという。
更にリアルタイム放送や医療画像診断装置など、データの書き込みがクリティカルな現場向けに、最低転送速度を設定する機能に対応する予定。連続して使用してもコマ落ちなく一定の読み込み・書き込み速度を保つことができるように開発が進められている。また高耐久モードという設定があり、容量が約1/2になるが、耐久性を通常の3倍以上に引き上げることができる。
また、同社は来春に容量5TBのSSDの投入も計画している。
(山下香欧)