(出典)総務省「ICT産業のグローバル戦略等に関する調査研究」(平成25年)

近畿総合通信局は2014年7月30日に、放送コンテンツの海外展開の促進を図るための施策説明会を開催する。

「クール・ジャパン戦略」とよばれる日本文化の海外に向けた対外宣伝および輸出政策が政府主導にて行われている。政府では、放送コンテンツの海外展開の促進を、このクール・ジャパン戦略の大きな柱の一つと考えている。海外でも支持が高い日本のアニメ・漫画・ゲームに加え、J-POPやアイドルなどのポップカルチャー、日本の食やファッションなど日本文化に関する幅広い分野の海外輸出促進が検討されており、2018年までに放送コンテンツの海外事業売上高を現在の3倍近くに増加させるという目標を掲げて、官民連携で取り組みを強化しているという。

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世界各国におけるGDPと映像産業市場規模の関連性

説明会当日は、総務省の情報流通行政局情報通信作品振興課主査である小西航平氏より、総務省が進めている放送コンテンツの海外展開促進のための様々な施策について説明が行われる。

開催場所は近畿総合通信局会議室(大阪合同庁舎第1号館4階)。開催時間は7月30日の10時より約2時間。定員は70名、参加費用は無料。電子メールもしくはFAXで事前申し込みが必要。締切は7月29日の17時迄。説明会の詳細確認や参加申し込みは下記URLより。
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kinki/01sotsu07_01000532.html

(山下香欧)