株式会社アイ・ディ・ケイは、HDMI/DVI機器向けデジタルビデオアナライザ「GF-100」の発売を開始した。希望小売価格は税抜180,000円。
GF-100は、ソース機器・シンク機器の個別試験、ケーブルの伝送路試験およびソース機器とシンク機器間のホットプラグ電圧、DDC電圧、DDCライン(EDID、HDCP)のモニタリングが行えるデジタルビデオアナライザ。本体液晶画面でソースからの情報をリアルタイムで確認可能。現場での不具合原因の解析や切り分けなどの映像システム検証が行える。通信内容は接続されたパソコンのブラウザ上、またはTCP/IPポート1100にファイル出力できる。主な機能は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
■ソース機器試験機能
映像ステータス表示
解像度、フレームレート、HDCP有無、色深度、色空間、アスペクト比、ビデオタイミング、インフォフレーム情報など必要な情報を1画面に集約音声ステータス表示
音声フォーマット、チャンネル数、サンプリング周波数、量子化ビット数、スピーカー配置、インフォフレーム情報などEDIDエミュレート機能(コピー機能付)
■シンク機器(モニタ)試験機
EDID表示
解像度、色深度、色空間、音声フォーマット、スピーカー配置などシンク機器のスペックテストパターン出力
カラーバー、グレースケール、クロスハッチ、ストライプなどテストトーン出力
テスト音声、音声チャンネルごとのスピーカーテスト(1000Hz、400Hz、80Hz、40Hz)■DDCモニタ機能
EDID、HDCPプロトコルの通信状態を表示
(ソース機器とシンク機器間)イベントログの内蔵メモリへの保存
(エラーの発生と回復、信号入力と切断など)■伝送路(ケーブル)試験機
疑似ランダム信号による送受信信号の比較
選択可能一覧
- 解像度(24種類から選択)
- TEST AMOUNT(1フレームあたり1%-100%でチェック可能)
- HDCP有無確認
- 色深度(8bit/10bit/12bit)