I-MOVIXの最新4Kスーパースローモーションカメラシステム「X10 UHD」の機能が拡張し、4Kで1000fpsまで対応できるようになった。X10 UHDは、ビジョンリサーチのPhantom Flex4Kカメラと連動するモジュールボックス型になっている。1080i、1080p、4K60pでスーパースローモーション(SSM)とウルトラスローモーション(USM)モードが可能。Flex4Kカメラのセンサーにより、両モードでもダイナミックレンジが拡大され、照明条件が悪くても高性能を発揮するという。

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4Kスポーツ中継においてUSMモードではライブフィードを保ったまま、HFRウルトラスローモーション(1000fps)をインスタントリプレイで使うことができる。また、HD(1080i/p)であれば2000fpsが可能だ。SSMモードでは120fpsでの4K60pスローに加えて2倍から10倍速でHDの撮影を実現する(倍速によってフレームレートが変わる)。たとえば10倍速であれば600fps。

本システムは、RFバージョンも用意されている。CCUを通して、ライブプロダクション側のサーバや編集機器とのインテグレーションに加え、カメラクルーによるオペレーションも難しくないという。

I-MOVIXは、9月12日からアムステルダムで開催されるIBC2014にて、この仕様拡張版を披露する(ブース番号:11.E43)。

(山下香欧)