昨年のIFAで大反響を呼んだソニーのレンズスタイルデジカメ「QX」。今年のIFAではシリーズとして新作2モデルが発表された。
ILCE-QX1(QX1)
「QX1」はEマウントを実装したレンズ交換ができるモデル。製品名に“ILCE”とあるようにαブランドに属し、20.1メガピクセルのAPS-CサイズのExmor CMOSセンサーに画像処理エンジン「BIONZ X」を搭載。有効画素数は2010万画素で、動画はHD(1920×1080/30p)でMP4フォーマット記録。優れたオート、RAW画像撮影や、ポップアップフラッシュ機能がついている。サイズは74(W)×52.5(D)×69.5(H)mmで重量は約216g(本体のみ)。希望価格は$400で、11月に発売開始を予定(日本国内では未定)。
IFA会場ではリグにマウントした展示も ©Sony Korea
DSC-QX30
「QX30」は、24mm広角レンズと1/2.3インチのExmor CMOSセンサーを実装。光学30倍ズームに、超解像ズームを併用すれば60倍までのズームが可能。ズーム全域手ぶれを最小限にするために光学式手ブレ補正機能が搭載されている。画像処理エンジンは「QX1」と同じBIONZ X。最大10枚(10fps)の連写に対応するほか、動画はHD/60pで記録できる。サイズは68.4(W)×57.6(D)×65.1(H)mm、重量は約178g(本体のみ)。希望価格は$350で、今月中に発売開始を予定(日本国内では未定)。
シリコン製のジャケットケースが参考展示されていた
(山下香欧)