写真左:Blackmagic Cinema Camera PL、写真右:Blackmagic Production Camera 4K PL

Blackmagic Designは、PLレンズマウントに対応したデジタルシネマカメラ「Blackmagic Production Camera 4K PL」および「Blackmagic Cinema Camera PL」を発表した。両モデルとも既に出荷を開始しており、価格はBlackmagic Production Camera 4K PLがUS$2,995(国内:税抜き322,800円)、Blackmagic Cinema Camera PLがUS$2,295(国内:税抜き246,800円)。

Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。

ペティ氏:Blackmagic Cinema Cameraを発表して以来、ユーザーの皆様から、PLシネマレンズと使用できるソリューションを求める声が多く寄せられていました。皆様にはお知らせしていませんでしたが、実は最初にCinema Cameraを設計した際、私たちはPLマウントの採用を考えていました。しかし、写真用レンズを使用することの重要性を鑑みて、キヤノンレンズと互換性を持たせるため、EFレンズマウントへと方向転換したのです。

ところが、カメラのメタル筐体の設計をご覧いただければ分かるように、Blackmagic Cinema Cameraのボディは、EFレンズマウントには大仰過ぎます。今回のPLレンズマウントの登場により、この堅牢なカメラボディとPLマウントの完璧な組み合わせを実感していただけることと思います!

さらに嬉しいことに、PLマウントはクラシックPLマウンレンズも使用できるのです。1980年代のものを撮影したいのであれば、1980年代に使用されていたレンズを選択して撮影できます。あらゆるタイプのガラス素材、コーティング素材を使用したクラシック・シネマレンズは数えきれないほど市場に出回っており、そこから得られるルックは無限です。これらのレンズをすべて、弊社の新しいカメラで使用できるのです!