AJA Video SystemsはIBC2014にて、同社のデスクトップビデオI/Oカード「KONA 4」が、Adobe Creative Cloudの最新バージョンをサポートすることを発表した。AJAのWebサイトから無償でダウンロードできるデバイスドライバやプラグインソフトウェアを適用することで、Adobe Premiere Pro CC、Adobe Aftter Effects CC、Adobe SpeedGrade CCを含むAdobeのビデオアプリケーションでKONA 4を利用できる。
KONA 4は従来、サードパーティ開発者向けのチャネルを通じてのみ利用可能だったが、Windows 7とWindows 8用ドライバの提供とリテール製品としての販売が開始された。また、Windows上でのインジェスト、再生、出力をサポートするAJAコントロールルーム ソフトウェアが、最新アップデートによりKONA 4をサポートしているとしている。
今回の発表に伴い、Adobe Systems社のストラテジック リレーション ディレクター Simon Williams氏は以下のコメントを寄せている
当社のお客様には柔軟なワークフローオプションが必要なので、私たちは高解像度のポストワークフローを簡素化すべく、最新のAdobe Creative Cloudリリースで信じられないほどの新機能とパフォーマンスの向上を提供しています。AJAのKONAファミリーは、Adobe Creative Cloudをサポートし、すばらしいキャプチャ/再生パフォーマンスを提供します。 AdobeとAJAのシナジー効果は、HD、2K、4K、あるいはそれを超えて作用し、ポストプロのための新しい可能性を開きます。
また、AJA Video Systems社の社長Nick Rashby氏は以下のコメントを寄せている。
Adobe と AJAは、高フレームレートの映像を扱うことにおいて、メディア制作のために単純化されたワークフローを創造的なコミュニティに提供するべく、長年にわたり協力してきました。 この最新のサポートにより、Adobe Creative Cloudユーザーは、KONA 4による最高の画質を維持しながら、マルチフォーマット4K、UltraHD、HD、およびSDファイルのインジェスト、モニタリングを合理的に管理することができます。