LAWO社はIBC2014にて、デジタル・オーディオ・コンソール「mc236」を発表した。国内での発売時期や価格については未定。
mc236は、Listen-Sense、Audio-follow-video、Upmix/Downmix、Automix、RemoteDesktop等、これまでのLAWOブロードキャスト・デジタル・コンソールの機能が搭載されているオール・イン・ワンのブロードキャスト・ミキシング・コンソール。mc2シリーズで筐体が最もコンパクトで、内部に512×512のオーディオ・マトリクスを搭載するDSPマルチ・コアとI/Oを内蔵。RAVENNA/AES67にもネイティブに対応する。
ディスプレイには、21.5インチのフルHDタッチスクリーンを採用。サーフェスにはタッチセンシティブのロータリー・エンコーダーを搭載。内蔵されたインターフェイスは、32マイク/ライン・インプット、32ラインアウト、8つのAESデジタル入出力、8つのGPIO、1つのMADIポート、3つのRAVENNA/AES67ポートを搭載。拡張用にAT5接続の5RUのステージボックス「mc2 compact I/O」を3つまで接続可能。
mc236にはラウドネス・メーターの搭載にも対応し、ITU-1770に準拠したラウドネス・コントロールが可能。各チャンネルのラウドネス値を計ることも可能だ。