パナソニックのデジタル一眼カメラ「LUMIX DMC-GH4」とレンズ一体型デジタルカメラ「LUMIX DMC-FZ1000」の新しいファームウェア2.0が10月1日より提供開始となった。このアップグレードで「4K PHOTO」モードに対応できるようになる。これは4K動画から1フレームを切り出して約800万画素の静止画を生成するもの。
4K PHOTOに適した撮影設定を一括で設定できる「4Kフォトモード」、動画記録中にFn1ボタンを押すことで静止画として切り出したいフレームにマーキングできる機能、そして切り出した動画には焦点距離や露出設定などの情報(Exif)が記録される。また、バージョン2.0では16:9以外のアスペクト比(4:3(3328×2496)、3:2(3504×2336)、1:1(2880×2880))での4K動画撮影が可能となった。
GH4には、古い場面を削除しながら4K動画を撮影するループ記録モードが追加された。このループ記録モードでは、2分ごとの動画ファイルを生成し、古いファイルを削除しながら最新の12分の動画を記録し続けることができる。このモードを使えば、決定的なシーンが現れるまで撮り続けられる便利なモードだ。
そしてPCソフトウェア「USB Tether」を使用して、リモート操作による写真撮影や画像転送が可能なUSBテザリング撮影ができるようにもなった。アップデート方法の詳細およびデータのダウンロードは以下より。
DMC-GH4
http://panasonic.jp/support/dsc/download/fts/
AG-GH4(業務用モデル)
http://eww.pass.panasonic.co.jp/pro-av/support/content/download/JP/jp2main/soft/upggh4_j.htm
DMC-FZ1000
http://panasonic.jp/support/dsc/download/fz1000/
(山下香欧)