ソニーは、同社製の記録メディア SxS-1 メモリーカード 「SBS-16G1B」 「SBS-32G1A」 「SBS-64G1A」を、同社製メディアステーション「XDSシリーズ」およびスタジオレコーダー「PMWシリーズ」でUDFファイル形式にフォーマットしてから同社製XDCAMメモリーカムコーダー 「PMWシリーズ」(フィールドレコーダー「PMW-50」を含む)で利用した場合に、記録内容の一部が再現できなくなる現象が発生する場合があると発表した。
不具合が発生する組み合わせ
対象製造番号は、SxS-1 メモリーカードの製品側面に記載の8桁の英数字のうち、2桁目及び3桁目が「GC / GD / GE / GF / GG / GH / GJ / GK / GL / GM / HA / HB / HC / HD」のいずれかに該当するもの。生産時期は2013年3月から2014年5月。SxS PROシリーズ(SBP-8, SBP-16, SBP-32, SBP-64A)およびSxS PRO+シリーズ(SBP-64B, SBP-128B)は対象外。
この現象を改善するソフトウェアアップデートは10月下旬にリリース予定。それまでの暫定的な対処方法として、同社では対象製品をメディアステーション上でUDFファイル形式にフォーマットせず、XDCAMメモリーカムコーダー上でフォーマットしてから使用するように呼びかけている。本件に関する問い合わせは同社業務用機器コールセンター(フリーダイヤル:0120-360-658/平日午前9時~午後6時)まで。