北海道日興通信株式会社(以下、NIXUS)は、テロップ作成専門ソフトウェア「Telop Canvas 3シリーズ」を販売開始した。希望小売価格は「Telop Canvas 3 Pro」が税抜69,800円、「Telop Canvas 3 Lite」が税抜39,800円。
Telop Canvas 3は放送局や家庭でのビデオ編集のテロップ作成が行えるテロップ作成専門の作画ソフトウェア。文字やオブジェクトには16階調のグラデーションや、キーに対するグラデーションが可能で、多重のエッジ・シャドーを追加可能。作成したテロップは、アルファチャンネル・キーをもったハイビジョンサイズのTGAファイル形式の静止画として保存される。Telop Canvas 3 Proでは動き付きのテロップを作成でき、Telop Canvas 3 Liteでは動きのないテロップ、デジタルサイネージのコンテンツ作成が可能だ。
オブジェクトは、文字列、静止画、四角形、各丸四角形、円形、扇形、正多角形、星型、などを描くことができ、曲線はベジェ曲線、スプライン曲線、自由曲線から選択可能。
また、グラスバレー株式会社のノンリニア編集ソフト「EDIUS」(EDIUS Pro 6.5以上)との連携に対応しており、EDIUS上のタイムラインやビンで右クリック、もしくはTelop Canvas 3のテロップデータをドラッグ&ドロップするだけで取り込みが可能。Telop Canvas上でテロップを修正すれば、EDIUSのタイムライン上のデータも自動更新される。EDIUSのタイムライン上でダブルクリックするだけでTelop Canvas 3を起動でき、シームレスな連携が可能だという。Telop Canvas 3で作成したエフェクトごとEDIUS上に取り込みでき、リアル3Dテロップを含むモーションをEDIUSでも使用できる。
多数のサンプル定型が揃っているため、扱いに慣れていないユーザーやデザインの苦手なユーザーでも簡単にテロップの作成が行える