写真は昨年の様子
キヤノンは2014年11月19日(水)から21日(金)の期間中に千葉・幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE 2014」開催中に特別セミナーを開催する。場所は国際会議場102A/B会議室。
初日の11月19日は、ゲストスピーカーに撮影監督の唐沢悟氏と株式会社IMAGICAテクニカルディレクターの石田記理氏を迎え、EOS C500と31本のレンズを使用して全編4K収録された映画「天空の蜂」（2015年秋 全国ロードショー）の4K撮影からデータマネジメントまで、制作現場からの声が公開される。
20日は2セッションを開催。キヤノン4Kソリューション事例として、レスパスビジョンの久保江陽介氏からEOS C500/EFシネマレンズと4Kリファレンスモニターとの連携ワークフローによる、成果と知見が語られる。続けて、映画「王妃の館」から撮影監督の会田正裕氏とカラリスト（東映デジタルラボ株式会社）の佐竹宗一氏から、EOS C500/EFシネマレンズでの撮影からグレーディングまでの最高の画づくりを追い求めた、ハイエンドなテクニックが特別に公開される。
21日は、スカパーJSAT株式会社の今井豊氏をゲストに、キヤノンの開発者とのパネルディスカッションが催される。次世代放送規格ITU-R BT.2020を採用して試験的に制作した番組事例をベースに、キヤノンのBT.2020対応ファームウエアの開発意図や、4K放送の展望などの話が繰り広げられる。
各セッションの参加は無料だが、事前登録が必要（各回先着80名）。申し込みは以下のキヤノン公式サイトより。
http://canon.jp/event/exhibition/interbee2014/index.html
またキヤノンブース（ホール6 ブースNo. 6215）でも、恒例のテクニカルに特化したショートセミナーが催される。
（山下香欧）
