ソニーは、光学式5軸手ブレ補正機能をボディに内蔵した35mmフルサイズセンサー対応のレンズ交換式デジタル一眼カメラα7シリーズ「α7 II」を12月5日に発売する。希望小売価格はオープンで、市場想定価格は税抜190,000円前後(ボディのみ)。
α7 IIは有効2430万画素35mmフルサイズExmor CMOSセンサーをブレに合わせて動かす光学式5軸手ブレ補正機能をボディに搭載し、静止画撮影時にシャッター速度最高4.5段分の補正を実現。別売りのマウントアダプターを用いて装着したAマウントレンズでも、手ブレ補正機能を活用することが可能だ。ボディ内に手ブレ補正機能を搭載したことでシャッタースピードに余裕が生まれ、手ブレ補正機能(OSS)非搭載のEマウントレンズなどを装着しても、暗所で三脚を使わずに手持ちで低速シャッタースピード撮影ができるという。
記録形式はAVCHD Ver.2.0に準拠したフルHD 60p/60i/24pによる記録フォーマットに加え、XAVC Sに対応。フルHD記録時では高ビットレート50Mbpsでの高画質記録が行える。フレーム間の差分情報を用いて圧縮を行うフレーム間圧縮(Long GOP)方式と、動画圧縮方式はMPEG-4 AVC/H.264を採用。音声圧縮方式はリニアPCM、ファイル形式はMP4。ピクチャープロファイルの他、S-Log2ガンマやS-Gamutにも対応。タイムコード/ユーザービット、レックコントロール機能、マーカー表示/設定や同時ビデオ記録機能も搭載している。