米Adobe Systems(以下、アドビ)は、ストックコンテンツの主要マーケットプレイスを運営する株式非公開企業Fotoliaの買収を完了したことを発表した。同買収計画は2014年12月に発表していたもの。

この買収によりAdobe Creative Cloudは、Fotoliaの統合を開始し、今後Creative Cloudの会員は3,500万以上の画像や映像へのアクセスおよび購入が簡単に行えるようになるという。なお、Fotoliaは誰でも利用できる独立したストックサービスとして継続的に提供される。

アドビのデジタルメディア事業部門担当シニアバイスプレジデントであるデイビッド・ワドワーニ氏は次のようにコメントしている。

ワドワーニ氏:アドビは現在、ストックコンテンツ売買の大幅な簡素化に取り組んでいます。Fotoliaは、Creative Cloudがクリエイターにとって、グローバルコミュティ向けのアセット売買、才能発掘、作品宣伝のためのマーケットプレイスとなることを支援します。