キヤノンは、有効画素数約5,060万画素数のCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ「EOS 5Ds」「EOS 5Ds R」を2015年6月より発売する。EOS 5Ds Rは解像度を優先するユーザー向けに、EOS 5Dsからローパスフィルター効果をキャンセルした高解像度モデル。希望小売価格はともにオープン、同社直販サイトでの販売価格はEOS 5Dsが税抜468,000円、EOS 5Ds Rが税抜498,000円。

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EOS 5Ds

EOS 5Ds/5Ds Rは、有効画素数約5,060万画素数の35mmフルサイズCMOSセンサーと、映像エンジン2基からなるデュアルDIGIC6を採用しており、最高約5fps/秒の高速連写や常用最高ISO感度6400(拡張ISO12800)を実現。カメラ内部の振動ブレを低減するカム駆動方式「ミラー振動抑制システム」を採用しており、カメラ振動ブレを引き起こす主原因であるミラーアップ/ダウンをモーターとカムギア駆動制御し、振動ブレと静音化を実現しているという。記録メディアは、CFカード、SD/SDHC/SDXCメモリーカード。

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EOS 5Ds R

動画機能では、圧縮形式ALL-IまたはIPBでフルHD 29.97pの動画撮影に対応。記録方式はMPEG-4 AVC/H.264のMOV形式、音声記録方式はリニアPCM。また、一定間隔で撮影した静止画をつなげ、フルHD(ALL-I)の動画として記録・再生が可能。最長2分までの動画を自動的に作成するタイムラプス動画が撮影可能ミラーアップしたまま、電子先幕/電子後幕シャッターで露光を制御するため、撮影は低振動で静音。設定可能な撮影間隔は1秒~99時間59分59秒、撮影回数は2~3600回。3600回の撮影時、動画として記録される時間の目安は約2分。

なお、EOS 5Ds/5Ds Rは2015年2月12日(木)から15日(日)の期間中にパシフィコ横浜にて開催される写真映像展示会「CP+2015」の同社ブースにて展示予定だ(総合ゾーン/ブースNo.G-02)。