今回のスタジオ内部のデザインは建築家である隈研吾氏が手掛けた

レッドブルが世界にまたがり運営しているレコーディングスタジオRed Bull Studiosが日本にも到来した。東京の青山に設営されたRed Bull Studio Tokyoが2月27日からオープンする。本チェーンは、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、マドリード、コペンハーゲン、パリなど世界各地で展開されており、今回オープンする東京のスタジオは世界で11ヶ所目のRed Bull Studiosとなる。

Red Bull Studiosは、オーストリア拠点のエナジードリンクブランドが、お馴染みのブランド・スローガン「レッドブル 翼をさずける」を基軸に、アーティストやクリエイターをサポートし音楽コンテンツを世界に向けて発信することを目的としたプラットフォームである。スタジオは主にRed Bullとパートナー関係にあるアーティストが無償で使用できる。

Red Bullは音楽ワークショップとフェスティバルを実施する「Red Bull Music Academy(レッドブル・ミュージック・アカデミー)」も世界中で開催しており、昨年はアジア初として東京でも開催し大成功を収めた。

スタジオはライブルーム、ボーカルブース、ドラムブース、コントロールルームを中心に構成されており、メインコンソールにSSL 4040 G+を実装し、レコーダーはAvid | Pro Tools | HDXとApple Logic Pro、プロフェッショナルユースのレコーディング機材が装備されている。

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またRed Bull Studios Tokyoのオープンを記念したイベントが、2月27日~3月1日の3日間にわたりスタジオ内外で開催される。2月27日は、Red Bull Music Academy Studio Scienceのワークショップ、2月28日はNative Instrumentsとのコラボレーション開催によるワークショップ、そして3月1日には、東京スカパラダイスオーケストラの元メンバーである冷牟田竜之率いるスカバンドTHE MANが、シークレットゲストを迎えたスペシャルセッションが開催される。

■Red Bull Studios Tokyo

名称:Red Bull Studios Tokyo(レッドブル・スタジオ 東京)

住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 1-3-3

(山下香欧)