写真左上:XC10、写真右下:EOS C300 Mark II。両カメラともXF-AVCフォーマットに対応

キヤノンは、4K/2Kの動画記録用の独自ビデオフォーマット「XF-AVC」を新たに開発したことを発表した。

解像度 ビット数 カラーサンプル フレーム圧縮 ファイルフォーマット 圧縮フォーマット
4K 4096×2160 10bit
8bit
4:2:2 Intra Frame MXF MPEG-4 AVC/H.264
3840×2160
2K/HD 2048×1080 12bit
10bit
8bit
4:4:2(12bitのみ)
4:2:2
4:2:0
Intra Frame(4:4:4のみ)/
Long GOP
1920×1080
1280×720 8bit 4:2:2

主な仕様

XF-AVCは、コーデックにMPEG-4 AVC/H.264を採用。記録メディアはCFast 2.0カードを採用。同日に発表した「XC10」(2015年6月発売予定)や「EOS C300 Mark II」(2015年9月発売予定)など、4K対応の業務用ビデオカメラを中心に採用。今後、さまざまな映像制作関連メーカーとXF-AVCに関する協業を進めていくという。2015年4月8日時点で協業を予定している企業・製品は以下の通り(アルファベット順)。

  • Adobe Systems
  • ASSIMILATE
  • Autodesk
  • Avid Technology
  • Blackmagic Design
  • Codex
  • Colorfront
  • FilmLight
  • Final Cut Pro X
  • Grass Valley
  • IN2CORE
  • Pomfort
  • Quantel
  • SGO