富士フイルム株式会社は、4Kカメラ対応の光学性能を備えたポータブルタイプの放送用ズームレンズ「FUJINON UA22x8」(以下、UA22x8)を2015年7月に発売する。希望小売価格はオープン。

UA22x8は、焦点距離広角8mmから望遠176mmと、22倍の高倍率ズームを実現したズームレンズ。撮影距離に応じて複数のレンズ群を制御するフローティングフォーカス方式により、近距離から無限遠まで高解像度・高コントラストの映像を撮影することが可能だという。従来の操作性を維持しながら分解能を16bitに向上させたフォーカスデマンドによりフォーカスの調整が行える。また、ズームやフォーカスの位置情報などのレンズデータを高分解能で出力可能な16bitエンコーダーを標準で搭載している。

なお、UA22x8は2015年4月13日から16日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されるNAB2015の同社ブースにて展示予定だ(セントラルホール/C7025)。