パナソニック株式会社は、2015年4月13日から16日(米国時間)に米国ラスベガスで開催中のNAB2015にて、業務用レンズ一体型4Kカムコーダー「AG-DVX200」を開発したことを発表した。2015年秋の発売を予定しており、価格は未定。

AG-DVX200は、4/3型大判センサーを搭載したレンズ一体型4K/60pカムコーダー。4/3型の大判センサーにより被写界深度の浅い映像を4K(UHD:3840×2160)60pで収録可能。新VARICAMシリーズから継承されたV-Log L(12ストップ)を搭載している。記録メディアはSDカード、記録フォーマットはMP4/MOV。ダブルカードスロットによるサイマル/バックグラウンド/リレー記録、フルHD時で最大120fpsのバリアブル・フレームレート収録に対応している。

また、新開発のLEICA DICOMAR 4K 13倍ズームレンズを搭載しており、開放F2.8の明るさでレンズ画角は4K(4096×2160)24p時29.5mm~384.9mm、フルHD(1920×1080)時28mm~365.3mm(35mm換算値)。5軸ハイブリッド手ブレ補正、インテリジェントAFシステム、NDフィルター(1/4、1/16、1/64)も搭載している。デザインも一新し、バッテリーや端子部をハッチ型カバー内に格納し、埃や衝撃から保護。本体はカラーリングにクリムゾン・レッド、表面にはカーボン調のテクスチャーを採用し特徴的なデザインとなっている。