パナソニック株式会社は、6月9日(火)及び10日(水)の二日間、東京・八重洲のベルサール八重洲にてNAB2015に出展した新製品の内覧会「After NAB 2015 新製品発表会」を開催中だ。
同展示会では、NABにて発表・展示された4Kカムコーダー「AG-DVX200」や、4Kライブスイッチャー「AV-HS7300」などの新製品を中心に展示が行われ、「New Technology for 4K/8K」と題したセミナーも設けられていた。
NABでモック展示だった4Kカムコーダー「AG-DVX200」の動作モデルを国内初展示
AG-DVX200のデザインは同社のデザイナー西脇憲治氏によるもの。本体表面にはカーボン調のテクスチャーを採用しており、動作モデルではなくモックの方が最終形に近いという(写真はモック)
AG-DVX200は展示会場の中央に展示されており、来場者の注目が集まっていた
新開発のCMOSセンサーを搭載した小型の箱型4Kマルチパーパスカメラ「AK-UB300G」。4K/HD映像を同時出力が可能で切り出しも行える。2/3型レンズマウントを搭載しており、既存のHDレンズを搭載可能だ
4Kオプションを搭載したライブスイッチャー「AV-HS7300」を世界初展示。従来機に専用のソフトウェアとコントロールパネルを追加することでHDだけでなく3G/4Kフォーマットにも対応。開発当初より4Kを意識したシステム設計となっているという
1/3型220万画素の3MOSセンサーを搭載した放送用・業務用カムコーダー「AJ-PX380GF」
新開発の2/3型3MOSセンサーを搭載したHDスタジオハンディカメラ「AK-HC5000G」
「VARICAM 35」と新開発のVARICAM専用延長モジュール「AU-VEXT1G」を展示
参考出展として放送局の業務効率を向上させるクラウドネットワークサービスのワークフロー紹介と、クラウドネットワークサービスに対応するカムコーダーAJ-PX270を展示
セミナーではUHD&ネットワーク時代に向けた同社の新技術紹介として、4K/8K放送の状況やUHD TV信号規格、AG-DVX200の紹介などが行われた