株式会社玄光社は、ムック「一人で質の高い映像作品を作る!ビデオグラファーの制作術」(著:岸本康 編:ビデオSALON編集部)を2015年7月21日に発売開始した。A5判、160ページで、定価は税抜2,000円。同社オンラインショップまたは全国の書店、映像機器専門店などで購入できる。

本書はUfer! Art Documentary代表 岸本康氏が、月刊ビデオサロン誌で自腹で買った機材のレポートやその使いこなしノウハウ、周辺機材から編集ソフトまで、身をもって体験してきたことを連載していたものをベースに、新規書き下ろしたものを加えた一冊。一人で映像制作をするプロやアマチュア向けだとしている。主な内容は下記の通り。

(以下、同社紹介文より引用)

【目次より】
一人で制作するということ/撮影機材を選ぶ、使いこなす/撮影の準備と基本/撮影の現場
実践的インタビュー撮影術/素材管理の方法/編集機材/編集の実際/公開する、ディスクメディアにする/作品で解説する制作の裏側/発表するための機材

【内容より】

  • 機材選びも制作の一部である。
  • 損をしないために情報は常にチェックする。
  • カメラは機動力を重視する。
  • 画質より画角。
  • インタビューは1に音声、2に表情。
  • テロップや音楽に頼らず映像言語で語れるようになること。

【著者まえがきより】監督不在の監督本
プロでなくてもプロのように映像を作りたいと思う人は増えている。本書はこんな考え方で映像制作を進めると質の高い映像作品ができるのではないか、という私の考えを、経験を元にまとめてみた。私は基本的に自分一人で映像制作をしている。構想から撮影、編集までをすべて一人で行うことで、表現したいことがダイレクトに伝わる。もちろん一人では難しい部分は手伝ってもらうが、他の人に依頼する場合でも、すべてのパートを自分でできるということが重要だと考えている。