ヘルメットやポール、チェストマウントからドローン、サーフボードまで好きなアクセサリーにマウントできるGoPro用のスタビライザー「Slick」がクラウドファンディングで資金集めを開始した。公開してわずか19時間足らずで1,000万円近くの資金調達に成功し、現在は目標額の3倍に届くまでとなっている。

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Slickは前例のない防水加工された三軸スタビライザー。GoProでアクションムービーを撮るユーザーのマストハブになりうるアイテムだ。3軸加速度計、3軸ジャイロスコープ、磁力計の3つのセンサーを採用。GoProのどのモデルにも対応可能で(ハウジング込み)、新しいGoPro HERO4 Sessionを使う際にはバランスをとるケースが用意されている。GoProをSlickに装着させたら、後はGoPro用のマウントにSlickをワンタッチで取り付けるだけ。GoPro公式のマウントであれば全て対応可能。バッテリー持続時間は2時間。USBミニポートで内蔵バッテリーを充電可能になっている。

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サイズは10cm×10cm×8×cm、重量は230gと軽量。GoProは逆さにして装着するため、撮影モードも設定で変更しておく必要がある

先行予約販売の価格は199ドル。既に600台の注文を受けているようだ。出荷は2016年3月を予定している。

(山下香欧)