キヤノンは、同社のデジタルシネマカメラ「EOS C300 Mark II」の発売日が2015年9月17日に決まったことを発表した。発売日を2015年9月上旬と4月8日に発表していたもので、希望小売価格はオープン、市場想定価格は税抜180万円前後。

EOS C300 Mark IIは、新開発の有効画素数約885万画素・スーパー35mm相当のCMOSセンサーと、新開発の映像処理プラットフォームのデュアルDIGIC DV 5により、4096×2160と3840×2160での4K映像と、2K映像(2048×1080)およびフルHD映像(1920×1080)の撮影が可能。最大ISO感度は102400(感度拡張時)。同社独自のガンマ「Canon Log 2」や新しいビデオフォーマットXF-AVCに対応しており、より広いダイナミックレンジを実現。従来機種で12ストップであった再現域が本製品では15ストップまで拡大したという。XF-AVCでの記録では、コーデックがMPEG-4 AVC/H.264、4K/2K/フルHD映像データをCFastカード、SDカードに記録可能(SDカードは2K/フルHDのみ)。ファイルフォーマットはMXF。